少し前ですが、Azure Blog でもアナウンスされていましたので、ひと通り確認してみました。
概要
名前からも想像がつくように、インフラ (Azure) 側での勝手な中断を許容する分、安価にコンピューティングリソースの提供を受けるオプションです。
設定方法
Spot Containers の適用は簡単で、作成の際に一箇所を指定してあげれば OK です。
もちろん、Azure CLI からでも作成可能です。
注意点
注意点としては、下記の機能はサポートされていないとのこと。
- パブリック IP エンドポイント
- Virtual Network の背後へのデプロイ
- Confidential SKU
- 可用性ゾーンの固定
また、通常の ACI では設定可能な「削除ポリシー」も変更不可で、動作としては「削除された場合は自動で再起動される」とのことです。
おわりに
まだまだパブリックプレビューですし利用できるリージョンも限られてはいますが、より安価にコンテナを実行できる選択肢が追加されていくのは良いですね! イミュータブルなコンテナ等との相性も良さそうです。